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「保育園落ちた」って話題にあったけど、保育園だけじゃないから。学童も同じだからね。

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こんにちは、横浜メガネ(@yokohamamegane)です。
 
僕のところには、4月から小学校に入学する子供がいます。
その子が、本当に急なんですが学童に入ることができました。
凄く急なことで驚きました。
 
だって事前説明会の時に、定員の空きがなく2人までしか入れないなんて言われていたんですよ。
説明会大荒れだったし。
「入れなかったら、仕事を辞めるしかない」なんて言ってる人もいたぐらい。
 
2人枠も抽選で決められて、その抽選にも外れて補欠だったんで完全に諦めていたんですよー。
 
僕なんて学童のことを全然知らなかったから、2人なんて想像もしていなかったんです。
 
それでですね、みなさんは学童って知ってます?
僕は恥ずかしながら、半年ぐらい前まで名前は知っていても中身をほぼ知らなかったです。

 

 

学童保育ってなに?

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学童とは凄く簡単に言うと、小学生を対象とした保育園みたいなものです。
 
正式名称は「放課後児童健全育成事業」と呼ばれるもので、管轄しているのは厚生労働省。学童クラブや児童クラブと呼ばれていますね。
 
保育園ほどではありませんが、利用料がなかなか高いです。
月に12,000円ぐらいで、19時までの運営時間ですが18時15分以降は延長料金が発生します。15分で200円ですが、毎日延長になるといい金額になりますよね。
今回、入ることができたのがこっちです。
 
その他にも僕の住んでいる横浜市には、
「はまっ子ふれあいスクール」と「放課後キッズクラブ」の2種類があります。
この2つは文部科学省の管轄で運営されていて、小学校の空き教室などを利用して活動しているものになります。
 
できるなら、小学校から出ることなく友達と遊べる環境で預けたかったのですが、時間が18時までだったので諦めました。
 
時間は、はまっ子が18時までの運営時間でキッズは19時までが運営時間になります。
 
「キッズなら間に合うじゃん」って思ってしまいますが、キッズではなく、はまっ子が設置してある小学校なんです。
 
古くからあるのが、「はまっ子」で比較的新しいのが「キッズ」になるんですが、平成31年度末までに、はまっ子をキッズに切り替えるそうで、今は順次拡大中となっています。
早く切り替えて欲しいです。
値段も学童よりも安く、数千円で利用することができますしね。
 
簡単に話すと、こんな感じなんですよね。
詳しくは自治体のホームページ見てください。
 

保育園だけじゃないんだよね

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今回たまたま入れたましたが、学童クラブはどこも定員でいっぱいらしいです。
 
新聞やニュースで「待機児童」や「保留児童」なんかを騒いでいますが、あれは保育園を対象としたものなんです。
 
今回思ったのは、保育園だけを対象にしてもダメだろうってことですね。
 
女性の社会進出、働きやすい環境なんてことを言っていますが、保育園だけを対象にしてもどうなんだろうって思ってしまいました。
 
小学1年生なんて、保育園児とほとんど変わらないです。
特に入学したばかりの頃なら尚更です。
 
1人で家に置いておくなんて不安ですよ。
近くに祖父母がいるなら協力もしてもらえるかもしれませんが、そうでない人もたくさんいます。
 
僕の友達の奥さんは、職場復帰のために保育園に入れたのに、卒園後に学童へ入ることができず時短変更しました。
でも、結局子供が1人になってしまう時間が多いことに変わりがなかったので仕事を辞めてしまいました。
確か、復帰して4年後ぐらいでしたね。
これが俗に言う「小1の壁」ってやつです。
 
4年間だけ復帰。
それって、働きやすい環境って言えるんですかね。
僕は言えないと思います。
 
「昔よりは良くなってる」なんて言う人いますが、昔と比べても意味がないんですよね。
本人たちにとっては、今が大事なんですから。
 

仮定の話ではなく現実にある話

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少しだけ考えて欲しいことがあります。
もし、あなたに小学校1年生になる子供がいたとします。
 
家から歩いて10分以内で着く場所に、A小学校があります。
もう一箇所、家から歩いて30分ぐらいで着く場所に、B小学校があります。
 
でも、A小学校は最寄駅から少し離れているので「はまっ子」へ18時までに行くことができません。
 
逆に、B小学校は自宅からは遠いですが、最寄駅からは近いので「はまっ子」へ18時までに行くことができます。
 
あなたなら、どちらの学校へ通わせますか?
 
 
凄く極端な話をしているように思えますが、現実にある話です。
 
子供が通っていた保育園の大多数の家族が選択を迫られたものです。
僕たち家族も同じ選択をしました。
 
僕たち家族は、A小学校を選びました。
学童に入れなかった時のことも、考えたうえで決めました。
 
なるべく近いところにしてあげたかったんですよね。
僕自身が30分以上歩いて小学校へ行っていたので、同じことをしたくなかったんです。
 
他の家族は、みんなB小学校を選んでいました。
 
選んだ結果に良い悪いはありませんが、もしこれが「はまっ子」ではなく「キッズ」だったら、みんな間違いなくA小学校に通っていましたね。
仲のいい子供達も、離れ離れになることもなかったんです。
 

まとめ

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保育園の待機児童だけではなく「小1の壁」も、もっとクローズアップされてもいいんじゃないかなと思います。
 
保育園に入れれば、絶対に働き続けられるわけではないんですよね。
今回、それを見に染みて理解しました。
 
たまたま運良く学童に入ることができたけど、入れなかったときは妻が6時間の雇用に変更してもらう予定になっていました。
 
お役所の皆さん、困っているのは保育園だけじゃないんですよー。
 
 
では、また〜。
 
今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
 
 
BT◯
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