Dream

子供の頃からの夢を叶えるために、10年間がんばった事と身についた事。

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こんにちは、横浜メガネ(@yokohamamegane)です。

あなたには、叶えたい夢があったのに諦めた経験がありますか?

僕は高校を卒業してから一度就職をしました。
本当はやりたい仕事があったのに、簡単に諦めてしまったんですよね。
勉強をするのが嫌で仕方なかった。
これがやりたい仕事を諦めた一番の理由ですね。
でも、働いて思ったことは『なんか違うな』って。
本当にやりたい仕事はこの仕事じゃないと思ったんです。
結果、仕事を辞めて、子供の頃からやりたかった仕事を目指しました。
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子供の頃から夢だった仕事ってありますか?

 子供の頃の夢というか、将来この仕事をしたいと思ったことはありますか?

『そんなの一度もない』なんていう方は、少ないんじゃないかなって思います。
プロのスポーツ選手、電車やバスの運転手、飛行機のパイロット、料理人、ケーキ屋さん、花屋さんなどなど色々な職業を夢見たはずです。
社会人として働いている方の中で、一体どれだけの方が、子供の頃の夢を叶えているんでしょう。
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子供の頃からの夢だった消防官。

僕は子供の頃から、消防官に憧れていました。
小さい頃に思った将来の夢は、成長するにつれて弱くなったり強くなったり、全く違うものになったりしました。
でも、心の片隅にはいつもあった事は間違いないです。
大きくなると『将来は消防官になる』なんてこと簡単に言えないです。
だって恥ずかしいですし、馬鹿にされたらイヤですもんね。
だから将来なりたい職業を口にすることなんて、ありませんでした。
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消防官になりたい気持ちが高校生のときに強くなる。

高校2年生の時に、自分の方向を決める進路相談がありました。
進学か就職か…。

ここで数年ぶりに、子供の頃からの夢を他人に話します。

話した理由は、大きな地震が起こり、たくさんの方が被災したことに衝撃を受けたことです。

その衝撃が、僕の夢だった消防官への気持ちを強くしました。

 

担任の先生は、馬鹿にすることなく応援してくれて、夢を目指すことになりました。

でも、友人には素直に話せなかったです。
『安定しているから公務員試験受ける』って話してました。

消防官になるためには、各自治体の試験を受けないといけません。
僕が高校生の頃って、就職氷河期と呼ばれる頃で、公務員試験も競争倍率が高くなっていました。
部活ばかりやっていて、勉強を頑張ったこともなかったので、成績はあまりよくなかったです。
公務員模擬試験を受けても、ひどい結果…。

努力もしていないのに、「ダメだ」とすぐに諦める。

諦めた理由は、試験結果が出る秋には、就職先がほとんどないのが理由でした。

努力もしないし、受けてもいないのに、子供の頃からの夢を諦めてしまったんです。

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夢を追いかけるために仕事を辞めることを猛反対されました。

就職してから思った事は、冒頭で話した通り。
辞める前に両親からは猛反対されました。
『合格するかどうかも分からないものを受けて、ダメだったらどうするんだ?』と。
でも、子供の頃から思っていたことや諦めきれないことを話し、なんとか説得しました。
受験は働きながら行い合格。

仕事を辞めた後、2年間専門学校に通うことができました。

夢を叶えるために通った専門学校で初めての感覚に出会った。

専門学校がとにかく楽しかった。
初めて勉強が楽しいと思った。
僕と同じような人がたくさんいました。
夢を諦めきれず仕事を辞めてきた年上や夢を叶えようとしている年下の人が多くいました。
受験先は違うけど、夢を叶えようとしている人達がそこにはいました。
みんな普通に自分のやりたい仕事の話をし、それも熱く語る、なぜその仕事を目指しているかを。
今までにない感覚でした。
高校の時は、とりあえず就職、とりあえず進学の友達ばかりでした。
だから凄く新鮮でヤル気にもなれたし、毎日が充実していました。 

夢を追いかけるには努力は必要。人生で一番勉強した期間。

学校に通っている時は、毎日が勉強漬けでした。
今まで勉強をしてこなかった分を取り戻さないといけないからですね。
過去から現在を見ても、その時が一番勉強しました。
朝は5時に起きて2時間勉強、学校で6時間〜7時間30分勉強、帰宅後に2時間は勉強。
体力作りに1時間。

これをほぼ毎日、休みの日も最低で8時間はやっていました。

でも、しっかりとした明確な目的があるので、苦しいと思ったことはありませんでした。

夢を追いかけ頑張った結果。

結果を話すと、夢は叶いませんでした。
一次試験はどこの自治体の消防試験を受けても合格。
でも、二次試験で不合格。
専門学校を卒業して働きながら受けれる年齢制限まで続けました。
年数にして10年。
凄く長かったです。
働いていると勉強の時間も圧倒的に少なかったですし、体力作りに割く時間の捻出も難しかったです。
でも、諦めることがどうしても出来なかったので続けました。

僕の20代はこの試験のためだけに使ってしまいました。

10年間の努力が無駄に思えて仕方なかった。

10年続けて最後の合否通知が届き開けた時に思ったことは、
『やり切ったけど10年無駄にしたな』です。
色々なことを我慢し、周りにも同じような思いをさせてしまった。
特に家族には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
上手く言えないですけど、目的が無くなってしまって、何をしたらいいのか分からなくなってしまったんですよね。
『やり切った!』と『叶わなかった』って感情が混ぜ合わさってしまったんです。

10年間頑張ったことで、知らずに身についたこと。

数ヶ月もすると不思議なもので、変な混ぜ合わさった感情もなくなります。
普通の生活です。
生活しているうちに『無駄だった』とも思わなくなりましたね。
それは確実に変わったと思ったことがあったからです。
10年同じものを見続けてきたことで、他のことでも同じように継続してやり切るってことが自然と身に付いたことです。
飽き性ですぐに諦めてしまっていた僕が、10年も1つのことに目標を持ってやれたことが自信に繋がりました。
これ以外にも、やりたい事があって頑張ってる後輩などから相談を受けることが多くありました。
上司から名指しで依頼される仕事も増えました。
自分では分からない部分で何かが変わったのかなと思ってます。

まとめ。10年頑張って気付いた、夢を追いかけるために必要なこと。

長く続けるコツを聞かれることありますが、あえて言うなら3つです。
1.どれだけ本気で強く想っているか
2.同じ想いの友人を作れるか
3.支えてくれる大切な人がいるか
1は絶対で、2と3はどちらか一つでも構いません。
飽き性の自分が長く続けられた答えです。

何か想いを叶えるには、強く想い、話す事ができる人が必要です。

なりたいと思った期間20年以上、頑張った期間10年。

叶えられてたらまた違う人生だったのかと思いながらも、今は十分楽しめているので良い思い出です。
今、何か夢を叶えようと頑張っている人がいたら心の底から応援したいですね。
では、また〜。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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