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上司が部下に対して、忘れてはいけない大切な気をつけるべきポイント。

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こんにちは、横浜メガネ(@yokohamamegane)です。

新年度から働き始めた新社会人のみなさんも、だいぶ慣れてきたころではないかと思います。
そして、同じように新年度から昇任し、部下を初めて持った人も試行錯誤しながらも、なんとか慣れてきたころではないかと思います。

初めて部下を持ったときは、今までの自分の仕事だけをやっていればいい状態から、部下の仕事も見ないといけなく、神経をすり減らしている人もいると思います。

なかなかキツイですよね。
人の仕事の進捗を見るのも大変だし、部下を叱ったり指導しなくてはいけない時もあります。
人材育成の観点からすると、指導したりするのはやらないといけないことですが、なかなか辛いときもあります。
叱ってばかりではなく、褒めないといけない時もあるしで、お客さま以上に人間関係に気を使うときがあります。

今回は、上司として気を付けるべきことを話します。

 

 

「褒める」と「感謝」の言葉を意識すること。

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あなたは、最近上司に褒められたことがありますか?
一生懸命やっているのに、褒められないとモチベーションが下がってしまいますよね。

「褒めて伸ばす」と「叱って伸ばす」と言う2つの言葉があります。
誰もが一度は聞いたことのある言葉だと思います。

でも、僕は思います。
叱られて伸びる人っているのかと。
確かに叱られることで、自分自身のことを考え戒めて、態度や言葉を見つめなおすことはあります。
そして、それが原因で伸びることは確かにあります。

ただ、褒められることが極端に少なく、叱られてばかりいたらどうでしょう。
僕なら嫌になります。
やる気なんて起きないですよね。何をやっても、叱られる。
同じことをやっている同僚は褒められ、自分は叱られる。
不公平ですよね。

上司が「こいつは褒めるよりも、叱ったほうが成長する」なんて思っていたとしても、上司の頭の中まで部下は理解しません。と言うより、そんな深いところまで、理解したいなんて思わないですね。
どんなに仲の良い信頼関係が構築されている上下関係でも、そんなところまで分かりません。

僕は、褒めると人は成長すると思っています。
誰もが、褒められて嫌な思いはしません。叱られるより、褒められるほうが嬉しいです。でも、ただやみくもに褒めてはダメです。しっかりと目的を持って褒めましょう。

それと、感謝の言葉を必ず言うこと。
「ありがとう」や「やってくれて助かったよ」など、短い言葉だけでも十分です。
コピーしてくれただけでも感謝はしましょう。
よくいる上司が「うん」だけで終わる人。
「頼まれていたもの、できました」
「うん」
やったほうは、指示された仕事とはいえ、いい気分はしないです。
そんな上司とは、信頼関係なんか築きたくないですよね。
それで構築しろと言うほうが難しいです。
ありがとうなどの言葉を使いましょう。

そして「褒める」と「感謝」の言葉は、使わなければ使わないほど、言いづらくなります。
普段から意識して使わなければ、言えなくなってしまうんですよね。
結婚生活が長い夫婦が、「感謝の言葉を言うのが照れくさい」って聞いたことありません?
それと同じで、部下に対して長いこと言わないでいると、本当なら言わないといけない場面でも言えなくなってしまいます。

どんな場面でもいいです。
感謝の言葉は、褒める言葉よりも積極的に使いましょう。
「褒める」も「感謝」も普段使っていない人は、まず感謝からしてみましょう。
褒めるよりも、ハードルが低いですからね。

褒めるも感謝も、言われてイヤな人はいないですよ。
自分自身もそうじゃありませんか?

部下の目線になってみること。

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「上司の立場になって物事を考えろ」と言う人いませんか?
特に研修なんかに参加すると、「経営者の立場になって、一人一人が行動してください」と言われます。言われたことありませんか?

こんな言葉を聞くたびに「ナルホドー、スバラシイ!」って、思うことは僕にはありません。
逆に、なぜ部下である人間が、上司の立場に立たなければいけないのか、全く理解ができません。
上司の立場になって行動させるなら「その分の手当をよこせ」と思ってしまいます。

この「上司の立場になって~」の言葉は、絶対に使ってはいけません。
全員でないにしろ、必ず反感を持つ人がいます。
そして、上司が率先して使う言葉ではないです。
部下が自発的に思って、実践するものです。

それよりも僕は、部下が上司の立場になるよりも、上司が部下の立場になるほうが大切なのではないかと思っています。

特に、昇職したばかりの人で勘違いしやすいのが「上司としてしっかりとしなければ」と強く思ってしまうこと。この思い自体は凄くいいことです。
ただ、そう強く思い態度に出してしまうと、部下との間に溝ができやすくなるのも事実。
溝と言っても、上司と部下の関係に強く色濃い線を引いてしまうこと。これはこれでいいとも思いますが、弊害もあります。

まず、上司像を想像してください。部下が望む上司像は人それぞれ違います。
でも、自分が部下だったころを思い出してみてください。
どんな上司が理想だったのか、仕事終わりに同期と上司の文句や愚痴を言っていた時のことを。

勘違いしないでほしいのが、部下の仕事に手を出したり、自分よりもさらに上の上司を一緒になって批判したり、仕事終わりにどんちゃん騒ぎをすることが部下の立場に立つことではないです。

部下だった時のことを忘れずにいること。そして、それを今の自分自身に置き換えてどうなのかを見つめなおすこと。
部下が何を考え何をしたいのかは、自分が経験してきたことなら分かるはずです。

自席に座ってパソコンばかり見ているのが、上司の仕事ではありません。
部下の仕事を見て、進捗が遅れているならアドバイスや指示を出す、たまになら手伝ってもいいかもしれない。
自分が経験しているからこそ、ミスしやすい部分などもアドバイスできるはずです。

もし分からないことがあるなら、恥も外聞も関係なく一緒に分かる人に聞けばいい。
そうすれば次に同じことを聞かれたときに、答えることができますからね。

自分自身が部下だった時のことは、今後も忘れてはいけないことだと思います。

 

まとめ。

役職が上がり偉くなると、簡単だけどとても大切なことが見えにくかったり、忘れてしまいがちになりやすいです。

決して忘れたりすることのないように、意識して注意をしたほうがいいです。

部下は思っている以上に、上司のことを見ています。

 

では、また〜。

今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

 

BT×

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