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1月2日年賀状配達12年ぶりに休止。問題点を考えてみました。

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こんにちは、横浜メガネ(@yokohamamegane)です。
 
年始の楽しみの一つに、年賀状と言われる方や思っている方も多いと思います。
やっぱり一通も届かないより、届いたほうがうれしいですよね。
 
心待ちにしている方の多い年賀状、1月2日に配達を中止するって知っていましたか?

 

年賀状が1月2日に配達になった理由。

1月2日配達休止は、12年ぶりになります。
郵政公社から民営化された時に『サービス向上』として1月2日も配達することになったんですよね。
 
それまで2日は配達休止日だったんです。
 
僕が子供の頃って『年賀状来るかな』ってワクワクしていました。
でも、自宅のポストの前で郵便屋さんが来るの待っていたんですけど配達に来ない。あとから2日は休みだと親から聞いて、ガッカリした記憶があります。

1月2日の年賀状配達を中止にした理由。

報道された内容だと2つの理由があるようです。
・ネットが普及し、年賀はがきを出す人が減り、1月2日を休みにしても配達に問題ない。
・1月2日に配達を休みにすることで、出勤する社員数を減らし人件費を抑える。
上記2点が理由だそうです。
 
凄く納得のいく理由ですが、たぶん2つ目が本音なのかなと思います。
 
確かに自分宛に届く年賀状も減っています。
メールで新年の挨拶が来る人も多いです。
 
でも、この1月2日配達休止、人件費カットに目が行き過ぎていて、大切なことを置き去りにしている気がします。

郵便局に勤める友人に聞いてみた。

この配達休止の話はニュースで見て知りました。
友達の郵便屋さんに
『本当なの?』
と連絡をして話を聞くと、本当とのこと。
 
僕の思った「大切なことを置き去りにしている」とは、品質面についてです。
このことについて質問してみました。

正社員、長期アルバイトが全員出勤でやる。

以前、年末年始の短期アルバイトには、家ごとに年賀状を順番に並べる担当の内勤アルバイトと配達を担当する外勤アルバイトがいました。
 
今では配達の年末年始短期アルバイトをほとんどの郵便局が雇っていません。
これにも2つの理由があると思います。
 
違う家への誤配達、家が分からないや面倒臭いなどの理由で捨ててしまったりと品質面での問題が多くあったそうです。
 
それらを防止するために正社員や長期アルバイトで年賀状配達を全てやることになったのが1つ目の理由。
 
その配達のアルバイトを雇わなくなった代わりに、内勤のアルバイトを多く雇うようになりました。
 
それを可能にしたのが各地域にある郵便物を仕分けする区分機の存在が大きいです。
配達の短期アルバイトを雇っていた頃の区分機と今の区分機の性能が格段に違うそうです。
 
その区分機で仕分けられた郵便物を、家ごとに配達順番に並べる作業を、短期のアルバイトがやることによって可能になります。
 
性能のいい区分機を使うことによって、ほとんどの年賀状が配達順番に並んでいるため、不慣れな短期アルバイトがやっても時間をあまり取られないそうです。
 
以前なら短期の配達アルバイトを社員の代わりに配達をしてもらい、外に出ない時間で内勤の仕事を見る多くの社員が必要でしたが、そんなに必要ではなくなりました。
 
そうなると正社員たちは外に出て通常郵便物を配達することができます。
 
配達の短期アルバイトを雇う理由がなくなってしまいます。
これが2つ目の理由、コストカットです。
 
でも、その順番に並べる作業の時に間違えてしまう可能性ってあります。
人のやる作業に絶対なんてありえないですよね。
 
それをチェックするのが正社員や長期アルバイトさんたち。
 
通常郵便の配達を終えてから、短期アルバイトが並べた年賀状を一通一通チェックする。
12月25日以降になると正社員や長期アルバイトが休みを返上して全員出勤してやるからできることだと思います。
 
僕ならやりたくないです。
間違えるわけにいかないことでも、一通一通確認するなんて僕はやりたくないですね〜。
凄く大変だと思います。
 
ここで重要なのが『全員出勤でやる』です。

品質維持とコストカット。年賀状のチェックは全てできるのか?

1月2日を配達休止日としても、内勤の短期アルバイトは出勤するはずです。
1月3日の配達準備をしないといけないからです。
 
そうなるとチェックをする社員も出勤しないといけなくなります。
 
ここで疑問が出てきます。
報道された配達休止にした理由の一つとして、人件費抑制によるものがありました。
 
そうなると2日に出勤する社員の人数って限られてくるはずですよね。
そうでなければ休みにした意味がなくなります。
 
そうするとチェックは誰がやるんでしょう。
数人の社員だけでは物理的に厳しいと思います。

チェック済みの青い輪ゴム。

確認行為自体に凄く時間を取られることは、経験したことなくても分かります。
 
地域によってばらつきはあると思いますが、ハンパない通数のはがきが集まってくるわけですから、配達する際の時間短縮で年賀状が輪ゴムで束ねられて配達されている家庭って多いと思います。
 
ある時期から茶色い輪ゴムから青い輪ゴムに変わりました。(神奈川県だけかも)
この青色の輪ゴムがチェックしたことを証明するものだそうです。
 
短期のアルバイトが茶色い輪ゴムをし、チェック後に社員が青い輪ゴムにするとのこと。
 
このチェックを2日に出勤した少ない社員だけでできるのかが疑問です。
個人的には厳しいだろうと思います。

僕の思った疑問点の友人からの回答。

上記の疑問を友人に聞いてみたところ、具体的な指示は特段ないようです。
 
チェックに関しても少ない人数でできることは限られているし、翌日の3日配達分をどのようにやるかを考え中とのこと。
 
品質を維持しながら配達する方法はあるにはあるが、時間がいつも以上に必要になってしまうと悩んでいました。

まとめ。

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品質を維持しながら配達となると、配達をしながらチェックして青い輪ゴムにするのかなと思います。
 
かなりの通数の中でそれをやると膨大な時間が必要になることも簡単に想像できます。
 
どこの企業でもそうだと思いますが、コストカットが先に来てしまうと良いことがありません。
 
品質があるからこそお客様の信頼を得ることができます。
信頼を得ることができれば利用してもらえるので営業収入が上がっていきます。
収入があれば無理なコストカットをしなくて済みます。
 
品質、営業、コスト。
この3点への比重の置きかた、順位の付けかたを間違えてしまうと大きな代償を払わなければならなくなる可能性があります。
 
コストカットをするなら品質を維持できる方法を、しっかりと考える必要があると思います。
 
郵便屋さん、大変だと思いますけど間違えないように頑張ってくださいね。
 
では、また〜。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。